精神療法 第28巻第1号

特集 奏効機序としての「知ること」


B5判/130頁/定価(本体1,800円+税) 2002年2月刊


特集  奏効機序としての「知ること」

精神分析における「知ること」再考:西園昌久
森田療法における「あるがまま」と「知ること」:中村 敬
認知療法における「知ること」の特性:井上和臣
行動療法における「知るということ」の特性:久野能弘
家族療法における「知ること」の特性 ――知ることが家族療法の目標とどう関連するか――:荻野ひろみ
記憶の精神生理学 丹羽真一
〈エッセイ〉 「暗黙知」(M.ポラニー)をめぐって:安永 浩/「知」を有しているのは誰か:伊藤良子/「知ること」の周辺:鈴木純一

〈報告〉

多角的課題解決療法――成立のプロセスとその実際――:渡辺久雄

〈特別講座〉

O.S.ウォーコップの次世代への寄与(前編)――「パターン」,「パターン逆転」,「ファントム空間論」――:安永 浩

〈シリーズ/ケースの見方・考え方ⅩⅣ-1〉

強迫症状と長期のひきこもり歴をもつスキゾイド患者の精神療法:木村宏之
木村論文への討論:成田善弘

〈連載〉

フロイト再読――技法論を中心に――(1):下坂幸三
臨床家のための精神薬理学(1)――向精神薬概説――:上島国利

〈書評〉

井上信子著・神田橋條治対話「対話の技」:増野 肇
鈴木 茂著「人格障害とは何か」:鈴木國文
平松清志著「箱庭療法のプロセス」:西村洲衞男
田中康裕著「魂のロジック」:河合俊雄
中村伸一・生島浩責任編集「暴力と思春期」:水俣健一
ヘストン・ヘイヴンス著「心理療法におけることばの使い方」:妙木浩之
川谷大治著「思春期と家庭内暴力」:安藤 公
伊藤良子著「心理治療としての転移」:小川豊昭
J・F・クーパー著「ブリーフ・セラピーの原則」:笠井 仁
上里一郎監修「心理アセスメントハンドブック第2版」:森永良子
北山 修著「精神分析理論と臨床」:老松克博
若島孔文著「コミュニケーションの臨床心理学」:宗像恒次
P・D・マクゴーリ,H・J・ジャクソン編著「精神疾患の早期発見・早期治療」:樋口英二郎
諸富祥彦著「トランスパーソナル心理療法入門」:國谷誠朗
関根義夫編「精神分裂病」:藤森英之
清水將之著「子ども臨床」:山崎晃資

〈学会の印象〉

日本心理臨床学会第20回大会:名取琢自
日本箱庭療法学会第15回大会:森谷寛之
日本精神病理学会第24回大会:舟橋龍秀
日本精神衛生学会第17回大会:増野 肇
日本精神分析学会第47回大会:近藤三男
第42回日本児童青年精神医学会:市川宏伸
日本行動療法学会第27回大会:中川彰子

〈海外文献抄録〉

〈患者から学ぶ〉

変われないことを受け容れること 平木典子

〈てらぺいあ〉

Independent Personality Disorder (IPD) 中村伸一

〈Review of Books Abroad〉

Z.T. Moreno, et al.:Psychodrama, Surplus Reality and the Art of Hearing.:増野 肇
〈かたるしす〉精神分析よ,いずこに?