精神療法 第35巻第1号

特集 家族の歴史を治療に活かす


B5判/140頁/定価(本体1,800円+税) 2009年2月刊


特集 家族の歴史を治療に活かす

家族の歴史を治療に活かす:中村伸一
統合失調症:長谷川憲一・伊勢田堯
自死遺族の痛みを理解し,援助するために家族の歴史を活かす:石井千賀子・福山和女
家族ライフサイクルを活かす
 ―臨床的問題を家族システムの発達課題と危機から捉え直す―:野末武義
ナラティヴという「語り」を家族に活かす:吉川 悟
患者とともに家族の歴史を生きる:狩野力八郎
高齢者のケアに家族の歴史を生かす:松本一生
〈エッセイ〉精神医学のいま・むかし―老いの溜息―:牧原 浩/心の内の家族と自分の確認:西園昌久/何故彼は死んだのか:五十嵐善雄/家系図と心理教育:後藤雅博

〈症例研究〉

精神病後抑うつとモーニングの過程:菊池慎一
〈シリーズ/ケースの見方・考え方ⅩⅩⅥ-3〉
全生活史健忘の一例:宮原研吾
宮原論文との対話:木村宏之
対話との対話:宮原研吾

〈連 載〉

SST:技法と理論,そして展開 (13)教育現場におけるSST:佐藤正二・戸ケ崎泰子
精神分析臨床家の流儀 (4)分析的な好奇心:松木邦裕

〈新連載〉

心理臨床スーパーヴィジョン(1)今,なぜ,心理臨床スーパーヴィジョンなのか:平木典子

〈書 評〉

大原健士郎著「(大原健士郎著大原健士郎選集①)神経質性格,その正常と異常―森田療法入門」「(大原健士郎選集②)あるがままに生きる」:黒木俊秀
P・ディヤング,他著「解決のための面接技法〈第3版〉―ソリューション・フォーカスト・アプローチの手引き」:相場幸子
西園昌久監修「現代フロイト読本1」「現代フロイト読本2」:成田善弘
P・スタラード著「子どもと若者のための認知行動療法ガイドブック―上手に考え,気分はスッキリ 」:大隈紘子
前田正治,他編著「生き残るということ―えひめ丸沈没事故とトラウマケア」:飛鳥井 望
小森康永著「ナラティヴ実践再訪」:高橋規子
馬場禮子著「精神分析的人格理論の基礎―心理療法を始める前に」:溝口純二
中釜洋子著「家族のための心理援助」:荻野ひろみ
S・A・ミッチェル著「関係精神分析の視座―分析過程における希望と怖れ」:丸田俊彦
廣瀬たい子編著「看護のための乳幼児精神保健入門」:山下 洋
岡田 実著「暴力と攻撃への対処―精神科看護の経験と実践知」:田崎博一
松本雅彦著「言葉と沈黙―精神科の臨床から」:鈴木國文
藤川洋子著「発達障害と少年非行―司法面接の実際」:石川義博
A・クライン,他編「総説アスペルガー症候群」:大井正己
小林隆児,他著「自閉症とこころの臨床―行動の「障碍」から行動による「表現」へ」:石坂好樹
児島達美著「可能性としての心理療法」:東 豊

〈学会の印象〉

第11回世界乳幼児精神保健学会 世界大会:山下 洋
日本心理臨床学会第27回大会:平松清志
〈海外文献抄録〉:東京大学大学院教育学研究科

〈Review of Books Abroad〉

Marcia B Stern : Child-Friendly Therapy: Biopsychosocial innovations for children and families.:岡本吉生

〈患者から学ぶ〉

薬物依存の臨床から学んだ,教科書に書いてないこと:松本俊彦

〈てらぺいあ〉

軽うつの心理治療:近藤喬一
家族の歴史:滝口俊子

〈かたるしす〉

「乳と卵」にみる自体愛の世界