精神療法 第37巻第5号

特集 DSM診断体系の功罪―操作的診断は精神科臨床に何をもたらしたのか


B5判/140頁/定価(本体1,800円+税) 2011年10月刊


特集 DSM診断体系の功罪―操作的診断は精神科臨床に何をもたらしたのか

〈巻頭言〉いまこそ「こころ」のことをさらに深く追求すべきではないのか:山中康裕

DSM診断体系の功罪:牛島定信
〈座談会〉DSM診断体系の功罪―操作的診断は精神科臨床に何をもたらしたのか:飯森眞喜雄・中安信夫・西園昌久・野村総一郎・〔司会〕牛島定信
統合失調症の臨床における操作的診断の意義と運用の際の問題点―病名告知を改めて考える:加藤 敏
うつ病臨床にみる操作的診断の功罪:松浪克文・上瀬大樹
神経症臨床からみた操作的診断の功罪:山下 格
児童青年精神医学からみた操作的診断の功罪:齋藤万比古
精神病理学からみた操作的診断の功罪―科学哲学からの検討:堀 有伸・内海 健
精神分析学から見た操作的診断の功罪:岩崎徹也
森田療法からみた操作的診断の功罪:中村 敬
ラカン学派からみた操作的診断の功罪―科学と真理:西尾彰泰
ロールシャッハ学から見たDSM:中村伸一・中村紀子
〈エッセイ〉
原田憲一・花村誠一・大野 裕

〈Essay 震災「後」〉

東日本大震災と心のケア:賀陽 濟

〈研究報告〉

転移性治癒の一考察―演技性パーソナリティ障害の一症例を通して―:吾妻 壮・工藤 喬・井上洋一・武田雅俊

〈連  載〉

リハビリテーション関係論への招待 第6回 ソーシャルワーク関係論@―関係性概念の変遷:大谷京子
森田療法を学ぶ:最新技法と治療の進め方 第3回 森田療法の基本的考え方―自然/半自然の枠組みから:北西憲二

〈書  評〉

渡辺雄三著「私説・臨床心理学の方法」氏原 寛
C・ガーランド著「トラウマを理解する」岡野憲一郎
ロバート・ポール・リバーマン著「精神障害と回復」古川俊一
生田孝著「語り・妄想・スキゾフレニア」江口重幸
永田雅子著「周産期のこころのケア」山下 洋
阿部隆明著「未熟型うつ病と双極スペクトラム」佐藤 新
S・W・トイズほか著「摂食障害」小山憲一郎・乾 明夫
下山晴彦編「認知行動療法を学ぶ」小堀 修
加藤 敏著「人の絆の病理と再生」大月康義
田中千穂子著「プレイセラピーへの手びき」竹内直樹
デイビッド・ファウラーほか著「Challenge the CBT シリーズ 統合失調症を理解し支援するための認知行動療法」東 健太郎
青木省三著「時代が締め出すこころ」飯田順三
原井宏明著「対人援助職のための認知・行動療法」福井 至
R・ジャネイほか著「子どものソーシャルスキルとピアサポート」有澤直人
煖エ俊彦著「統合失調症とその周辺」阿部隆明
ラナ・R・キャッスル著「双極性障害のすべて」牛島定信
ピエール・ジャネ著「解離の病歴」大矢 大

〈患者から学ぶ〉

空回りする時間からの離脱:市川光洋

〈Review of Books Abroad〉

ORYGEN Youth Health Research Centre : Cognitive-Behavioural Case Management in Early Psychosis : A Handbook.:山崎修道

〈学会の印象〉

日本集団精神療法学会第28回大会:高林健示
開業精神療法研究会第21回大会:豊原利樹

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

大震災をめぐって:渡辺雄三