精神療法 第39巻第1号

特集 精神療法の適応―話題の治療技法を中心に


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2013年2月刊


〈巻頭言〉修羅の歩き方―丸谷才一と吉田秀和の遺稿に寄せて―:原田誠一

特集 精神療法の適応―話題の治療技法を中心に

〈序論〉

    最近の精神療法事情:牛島定信

〈総論〉

    最近の精神科臨床現場における力動的精神療法:平島奈津子
    関係性の諸相―関係論・関係精神分析の方向性―:吾妻 壮
    マインドフルネス認知療法:越川房子
    統合的精神療法・最近の事情:岩壁 茂
    家族療法,最近の動向―米国の場合―:渋沢田鶴子
    治療共同体を基盤にした集団精神療法―そのパーソナリティ障害への適用―:坂口信貴
    PTSD の森田療法:中村 敬

〈統合失調症〉

    統合失調症の力動的精神療法の今:小林聡幸
    統合失調症の認知行動療法:木下善弘・木下久慈
    統合失調症の早期介入:原田雅典
    統合失調症の心理教育:藤田博一・下寺信次
    統合失調症の当事者研究:小林 茂

〈気分障害〉

    うつ病と認知療法:林 正年・大野 裕
    うつ病の精神療法/リワークプログラムから:武田龍太郎
    ディスティミア型うつ病の精神療法:松崎一葉
    双極性障害の療養指導―「気分」に惑わされない臨床―:井原 裕
    慢性うつ病に対する集団認知行動療法の適応―スキーマに関する考察を中心に―:仲本晴男

〈パーソナリティ障害〉

    境界性パーソナリティ障害/日本版ガイドライン:牛島定信
    メンタライゼーション・ベースド精神療法:池田暁史
    弁証法的行動療法―その技法と対象―:小野和哉

〈エッセイ〉

    森田療法と治療技法の変化:北西憲二
    間主観的できごととしての決断:藤山直樹
    精神療法が精神医学的治療であるために:大野 裕
    子どもの精神療法の適応をめぐって:齊藤万比古
    精神療法はどこへ行くのか?:成田善弘

〈症例研究〉

アスペルガー症候群を認知することによってアルコール依存症からの回復を促進できた症例について:坂本玲子

〈連  載〉

森田療法を学ぶ:最新技法と治療の進め方 第11回 ―過適応主婦のうつ病―:橋本和幸・北西憲二 神経科精神科・古参医の戯言 第1回 精神療法への開眼:貝谷久宣 医学目的の文学手段 第1回 医学と文学の現在:小森康永

〈書  評〉

青木省三著「ぼくたちの中の発達障害」:清水將之
グラハム・ソーニクロフト,ミケーレ・タンセラ著「精神保健サービス実践ガイド」:津川律子
野中 猛著「心の病」:白潟光男
ロナルド・ブリトン著「性,死,超自我」:富松良介
佐藤裕史著「精紳現象の宇宙へ」:野間俊一
ジェリー・ウィーナー,ミナ・ダルカン編著「児童青年精神医学大事典」:山崎晃資
木村 敏著「臨床哲学講義」:高月玲子
〈映画〉デイヴィッド・クローネンバーグ監督「危険なメソッド」:山中康裕

患者から学ぶ

失敗から学ぶ:鈴木 龍

〈海外文献抄録〉

梅垣佑介ほか

〈学会の印象〉

第19回多文化間精神医学会学術総会:鵜川 晃

〈かたるしす〉