精神療法 第40巻第1号

特集 精神療法の未来―これからの地図を描く


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2014年2月刊


[巻頭言]「危機にこその精神療法の力」:小谷英文

[巻頭論文] これからの社会の中の精神療法:西園昌久

特集 精神療法の未来―これからの地図を描く

精神療法の現状に「活」を入れる―西園先生の「一喝」を機に,自他の精神療法に気弱に「活」を入れてみた:原田誠一
精神医学の行方:斎藤 環
児童精神医学の行方:山附W資
精神分析の現在:福本 修
今日のユング派心理療法の在り方―心理療法はサイコロジカル・インフラの消失にどう向き合うのか?:田中康裕
アドラー心理学の現在と未来:野田俊作
日本の精神分析―「私」を求めて:北山 修
精神分析の未来:藤山直樹
精神分析の未来:松木邦裕
分析心理学の未来:山中康裕
行動療法―科学者−実践家モデルの視点から精神療法の地図に位置づける:松見淳子
アクセプタンス&コミットメント・セラピー(ACT)―行動分析学の「伝統と革新」の結実:武藤 崇
認知行動療法の新しい流れ―診断横断的アプローチやスキーマ療法など:伊藤絵美
認知行動療法の未来と私の夢:大野 裕
ブリーフセラピーの開発―先人たちの貢献と現在の展開:若島孔文
家族療法の新しい流れ―directive からcollaborative への展開:吉川 悟
ナラティヴ・プラクティスの地図:小森康永
家族療法の未来―加速する二つのコースとプラスα:東 豊
家族療法のこれまでとこれから―『家族療法ハンドブック』刊行および「家族的類似性」という言葉に寄せて:児島達美
精神療法の未来:中村伸一
内観療法の現在および今後の展開と課題:三木善彦
森田療法の現在―その独自性と拡がり:久保田幹子・中村 敬
「あるがまま」の未来―森田療法における「治療的匿名性」という発想:橋本和幸
近代の精神療法が削ぎ落とした世界を再び:牛島定信
精神療法の未来―ソーシャルワークの立場から:福山和女
[座談会]
精神療法のこれから:北西憲二・中村伸一・下山晴彦・妙木浩之(司会)

〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第5回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(2)パニック障害に併発するうつ病:貝谷久宣
医学目的の文学手段 第7回 配慮,表現,そして参入:小森康永
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第2回 発達障害と精神疾患:広沢正孝

〈シリーズ/ケースの見方・考え方33−3〉

臨床心理士養成大学院における修了生に対する事例検討会(3)―システムズ・アプローチを基盤として―
 :田中照子・生島 浩・神尾直子・佐々木千加子・小椋麻美

〈書  評〉

富樫公一編著 『ポスト・コフートの精神分析システム理論―現代自己心理学から心理療法の実践的感性を学ぶ』:林 直樹
スティーヴン・A・メイスト,他著 『エビデンス・ベイスト心理臨床シリーズ7 アルコール使用障害』:松下幸生
齊藤万比古編 『素行障害―診断と治療のガイドライン』:小野善郎
春日武彦,埜崎健治編著 『「職場うつ」からの再生』:横山太範
笠原 嘉著『笠原嘉臨床論集 「全体の科学」のために』:牛島定信
山根 寛著 『臨床 作業療法―作業を療法としてもちいるコツ』:谷井一夫
乾 吉佑編 『心理療法の見立てと介入をつなぐ工夫』:原田誠一
津野 恵著 『僕は四つの精神障害―強迫性障害,性同一性障害,うつ病,発達障害と共に生きて』:針間克己
ミッチ・ゴラント,スーザン・K・ゴラント著 『愛する人がうつ病になったときあなたはどうする?』:丸山由香子
ロバート・メイヤーズ,ブレンダ・ウォルフ著 『CRAFT 依存症者家族のための対応ハンドブック』:境 泉洋
J・パターソン,他著 『家族面接・家族療法のエッセンシャルスキル―初回面接から終結まで』:藪垣 将
三好曉光著 『沈黙と響きT―心理臨床と精神医学の架け橋』:新宮一成
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患者から学ぶ

自利利他一如:東中園 聡

〈Review of Books Abroad〉

Shauna L. Shapiro and Linda E. Carlson : The Art and Science of Mindfulness : Integrating Mindfulness Into Psychology and the Helping Professions:家接哲次

〈海外文献抄録〉

川崎舞子ほか

学会の印象

日本家族研究・家族療法学会第30回東京大会:岡本吉生
日本心身医学会第54回総会:久保木富房
日本心理研修センター第1回研修会:奥村茉莉子

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

仕事の流儀:高良 聖