精神療法 第40巻第3号

特集 日常臨床における力動的精神療法の意義


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2014年6月刊


[巻頭言]精神療法とは―人生80年を経て感ずること―:吉松和哉

特集 日常臨床における力動的精神療法の意義

序説:今,何故に力動的精神療法か:牛島定信
医学的根拠に裏打ちされた主観性を身につける―精神科臨床における「理窟」と「人情」―:白波瀬丈一郎
精神科病院における力動的精神療法:浅田 護
精神科クリニックにおける力動的精神療法:川谷大治
ストレスケア病棟における力動的精神療法:田中理香
心療内科臨床における力動的精神療法:瀧井正人
統合失調症臨床における力動的精神療法:人見一彦
双極性障害の力動的精神療法:牛島定信
パーソナリティ障害臨床における力動的精神療法の意義:平島奈津子
思春期の力動的精神療法:関谷秀子
家族面接における力動的理解:中村伸一
精神科心理臨床からみた力動的精神療法の意義:岡 秀樹
精神科ソーシャルワークにおける力動的精神療法:荻野ひろみ
エッセイ
力動的精神療法―こころには幻想とその挫折とがある―:西園昌久
精神科臨床における精神療法:小倉 清
力動的精神療法について:成田善弘
力動的精神療法の発展―BPD治療からの管見―:林 直樹
児童精神科臨床において診断することの意味:山附W資

〈症例研究〉

強迫観念を主訴とする児童期強迫性障害の認知行動療法―認知的アプローチと早期介入の観点から―
 :菅沼慎一郎・野中舞子・下山晴彦

〈連  載〉

神経科精神科・古参医の戯言 第7回 「不安・抑うつ発作」発見の歴史(4)パニック性不安うつ病と非定型うつ病:貝谷久宣
医学目的の文学手段 最終回 アウトサイダーウィットネスになる:小森康永
発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第4回 発達障害のアセスメント:神尾陽子

〈書  評〉

矢永由里子,小池眞規子編『がんとエイズの心理臨床―医療にいかすこころのケア』:上別府圭子
S・ウラムス,M・ブラウン著『交流分析の理論と実践技法―現場に役立つ手引き』:杉田峰康
エリアナ・ギル著『虐待とトラウマを受けた子どもへの援助―統合的アプローチの実際』:楢原真也
山中 寛著『ストレスマネジメントと臨床心理学―心的構えと体験に基づくアプローチ』:鈴木 壯
デボラ・R・バーンバウム著『自閉症の倫理学―彼らの中で,彼らとは違って』:福山和女
アレン・フランセス著『〈正常〉を救え―精神医学を混乱させるDSM-5への警告』:北西憲二
下山晴彦監修/松丸未来,鴛渕るわ,堤 亜美著『子どものこころが育つ心理教育授業のつくり方―スクールカウンセラーと教師が協働する実践マニュアル』:黒沢幸子
伊集院清一著『風景構成法―「枠組」のなかの心象』:徳田良仁
福本 修著『現代クライン派精神分析の臨床―その基礎と展開の探究』:飛谷 渉
本田秀夫著『子どもから大人への発達精神医学―自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害の基礎と実践』:松浦隆信
レスリー・S・グリーンバーグ著『エモーション・フォーカスト・セラピー入門』:園田雅代
ガートルード・ブランク著『精神分析的心理療法を学ぶ―発達理論の観点から』:岩崎徹也
J・ロバート・リリー,フランシス・T・カレン,リチャード・A・ボール著『犯罪学(第5版)―理論的背景と帰結』:林 幸司
〈映画〉『ドストエフスキーと愛に生きる Die Frau mit den 5 Elefanten』:山中康裕

書評ページへ

患者から学ぶ

聴き手が求められる時:長谷川直実

〈Review of Books Abroad〉

Mavis Tsai, Robert J. Kohlenberg, Jonathan W. Kanter, Gareth I. Holman, & Mary Plummer Loudon : Functional Analytic Psychotherapy :Distinctive Features:大河内浩人

〈海外文献抄録〉

小川豊昭ほか

学会の印象

第54回日本児童青年精神医学会総会:山崎 透
第31回日本森田療法学会:今村祐子

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

文化結合症候群を体験すること診断すること:五十嵐善雄