精神療法 第40巻第6号

特集 精神療法における言葉の技術


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2014年12月刊


[巻頭言]喪失と悲嘆:高橋祥友

特集 精神療法における言葉の技術

総説 言語的な介入の可能性:妙木浩之
問う。「ソクラテス式問答法」:堀越 勝
抵抗を克服する:岡田暁宜
人生物語の紡ぎ方―劇的な観点から―:北山 修
たとえる:有効なメタファーの作り方:武藤 崇・橋本光平
綴る:「筆記療法」:佐藤健二
気持ちを語る:短期力動療法における感情焦点化と言葉:飯島典子
気づく「マインドフルネスにおける言葉」:伊藤義徳
解決をイメージする―解決志向アプローチの技法から―:田中ひな子
承認(Validation):感情調節困難な患者との治療的関わりにおいての承認の意義:遊佐安一郎
[エッセイ]
境界例への言葉の技術:成田善弘
家族面接における呼び方:中村伸一
問わぬことと問うこと:北西憲二
整えて,書いて,触れる―「書く」こと考―:原田誠一

〈研究報告〉

思春期以降の知的障害のない自閉スペクトラム症(ASD without Intellectual Disability)の人たちに対する日記療法的接近
―日記療法併用症例の経過検討から:小野和哉・沖野慎治・中村晃士・中山和彦

〈連  載〉

発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第7回 発達障害と就労:小川 浩
精神分析の一語 第3回 次元 dimension:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第2回 そんなことで天才なら,世の中天才ばかり:山中康裕

[シリーズ/ケースの見方・考え方 34-3]

情緒的交流を恐れていた中年期女性との心理療法過程:早川けい子・中村留貴子

〈書  評〉

藤山直樹,松木邦裕,細澤 仁著『精神分析を語る』:燒 晶
最相葉月著『セラピスト』:加茂聡子
ジョエル・パリス著『境界性パーソナリティ障害の治療―エビデンスに基づく治療方針』:林 直樹
藤岡淳子著『非行・犯罪心理臨床におけるグループの活用―治療教育の実践』:原田杏子
平井正三著『精神分析の学びと深まり―内省と観察が支える心理臨床』:福本 修
エドナ・B・フォア,ケリー・R・クレストマン,エヴァ・ギルボア=シェヒトマン著
 『青年期PTSD の持続エクスポージャー療法―治療者マニュアル』:舘野 歩
ケリー・R・クレストマン,エヴァ・ギルボア=シェヒトマン,エドナ・B・フォア著
 『青年期PTSD の持続エクスポージャー療法―10代のためのワークブック』:舘野 歩
原田隆之著『認知行動療法・禁煙ワークブック―Re-Fresh プログラム』:村井俊彦
鈴木純一著『集団精神療法―理論と実際』:権 成鉉
スティーブン・E・フィン著『治療的アセスメントの理論と実践―クライアントの靴を履いて』:佐藤 豊
エダ・ゴールドシュタイン,メアリーエレン・ヌーナン著『統合的短期型ソーシャルワーク―ISTT の理論と実践』:北西憲二
八木剛平,渡邊衡一郎編集『レジリアンス―症候学・脳科学・治療学』:野村総一郎
ジャネット・トレジャー,ウルリケ・シュミット,パム・マクドナルド著
 『モーズレイ摂食障害支援マニュアル―当事者と家族をささえるコラボレーション・ケア』:初瀬記史
マシュー・J・フリードマン,テレンス・M・キーン,パトリシア・A・レシック編『PTSDハンドブック―科学と実践』:小西聖子
村上春樹著『女のいない男たち』:原田誠一
〈映画〉グレート・ビューティ La grande bellezza:山中康裕

患者から学ぶ

生活事実とリアリティ:伊藤直文

〈Review of Books Abroad〉

Elisabeth Roudinesco:La part obscure de nous-memes:Une Histoire des Pervers:太田裕一

〈学会の印象〉

包括システムによる日本ロールシャッハ学会第20回記念大会:野田昌道 第13回日本トラウマティック・ストレス学会:亀岡智美

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

「広汎性発達障害」から「自閉症スペクトラム障害」へ:久留一郎