精神療法 第41巻第1号

特集 暴力を振るう人々(加害者)に対する精神療法―さまざまな領域における取り組み


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2015年2月刊


[巻頭言] 精神療法の密室の外で:平島奈津子

特集 暴力を振るう人々(加害者)に対する精神療法―さまざまな領域における取り組み

特集にあたって:林 直樹
概説:暴力の精神病理と精神療法:林 直樹
加害者に対する精神療法:野村俊明
暴力を振るう患者に対する精神療法―医療機関における治療―:林 直樹
子ども虐待を行う親に対する精神療法:森田展彰
官民協働刑務所における暴力的加害者に対する治療教育プログラム:今村 洋子
少年矯正施設における治療・教育:奥村雄介
発達障害事例への治療的アプローチ:藤川洋子
医療観察法病棟における治療:今村扶美
DV 加害者へのアプローチ:妹尾栄一
常習窃盗の治療:竹村道夫
司法に係属した性犯罪者への治療的介入:藤岡淳子
性犯罪者の地域トリートメント―逸脱した性的嗜癖行動に対する医療機関における治療的アプローチ―:斉藤章佳・榎本 稔
[エッセイ]
子殺し症例に対する精神療法:田口寿子 73
ある日のSST セッション―Y 刑務所での「怒りの対処法」―:前田ケイ 75
加害者家族について:中谷陽二 77
加害体験と被害体験をすり合わせて:青島多津子 79
加害者臨床事始め,そしてDV 加害者に特化した心理療法の構築へ:草柳和之

〈症例研究〉

統合失調症の急性増悪期への臨床心理士としての関わり―個人精神療法とチーム医療―:坂下優二

〈連  載〉

発達障害へのアプローチ―最新の知見から 第8回 発達障害と虐待・ひきこもり:田中 哲
精神分析の一語 第4回 次元 その2 dimension2:松木邦裕
鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第3回 フランクルなんて大ッ嫌い!:山中康裕

〈書  評〉

皆藤 章編 「心理臨床実践におけるスーパーヴィジョン―スーパーヴィジョン学の構築」:鶴 光代
エルヴェ・ボーシェーヌ著 「精神病理学の歴史―精神医学の大いなる流れ」:妙木浩之
フィリップ・M・ブロンバーグ著 「関係するこころ―外傷,癒し,成長の交わるところ」:岡野憲一郎
津田 均著 「気分障害は,いま―うつと躁を精神病理学から問い直す」:北西憲二
日本遊戯療法学会編 「遊びからみえる子どものこころ」:山登敬之
渡辺俊之,小森康永著 「バイオサイコソーシャルアプローチ―生物・心理・社会的医療とは何か?」:上別府圭子
鈴木眞理,西園マーハ文,小原千郷著 「摂食障害:見る読むクリニック―DVD とテキストでまなぶ」:米澤治文
田中亜裕子著 「やさしく学べる乳幼児の発達心理学―妊娠,出産から子育てまで」:廣瀬たい子
ミュリエル・ガーディナー著 「狼男による狼男―フロイトの「最も有名な症例」による回想」:成田善弘
加納寛子著 「いじめサインの見抜き方」:冨永良喜
〈映画〉舞妓はレディ:原田誠一

書評ページへ

患者から学ぶ

寡黙な非行少年との描画を用いた面接:小野けい子

〈Review of Books Abroad〉

Richard E Cytowic and David M Eagleman : Wednesday is Indigo Blue:岩波 明

海外文献抄録

羽澄 恵ほか

〈学会の印象〉

日本家族研究・家族療法学会第31回神戸大会:児島達美
第33回日本心理臨床学会秋季大会:廣川 進
第14回東アジア文化精神医学会:北西憲二

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

学校メンタルヘルスに携わって:岡田 謙