精神療法 第42巻第2号

特集 統合的精神療法〈サイコセラピー〉の実践


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2016年4月刊


 
 

[巻頭言] 非行・犯罪臨床の変貌―リスク・マネジメントを伴う精神療法の行く末:生島 浩

特集 統合的精神療法〈サイコセラピー〉の実践

特集にあたって:統合的精神療法(サイコセラピー)の実践:林 直樹

〈第1部:理論編〉

  • 統合的精神療法・心理療法の考え方とわが国の精神科臨床:林 直樹
  • 我が国における心理療法の統合:岩壁 茂
  • 統合的精神療法としてのClient Centered Systemic Approach(CCSA):中村伸一
  • 村瀬の統合的心理療法:新保幸洋
  • 統合的方法としての認知療法:東 斉彰

〈第2部:症例もしくは統合プログラム編〉

  • 深層的心理療法と認知行動療法の組み合わせ
     ―遊戯療法・箱庭療法・描画法と曝露反応妨害法の交錯するところ:下山晴彦・小倉加奈子
  • 統合的アプローチによる心理援助の実際:杉原保史
  • BPD 治療における精神療法の統合―弁証法的行動療法(DBT)と動機づけ面接(MI)の観点から:今井淳司・原井宏明・林 直樹

[エッセイ]
  • 共通要因は本当に個別技法を上回るのか―ラムバートの図式に対する批判:丹野義彦
  • 誰がために「統合」はある?
     ―「統合的精神療法=“精神療法の統合失調症”の特効薬」仮説をめぐる一折衷派の“高慢と偏見”:原田誠一
  • 森田療法は統合的心理療法?:我妻則明
  • 「心理療法の統合」への違和感とスキーマ療法について:伊藤絵美
  • アセスメントとセラピーの統合:野田昌道

〈症例研究〉

  • 治療者自己開示技法を利用した内観カウンセリングについて
     ―再飲酒を繰り返すアルコール 依存症者に対する試み:河本泰信・吉田恵理子・長縄瑛子・大石裕代・大石雅之

〈シリーズ/ケースの見方・考え方 36−3〉

  • 境界性パーソナリティ障害の特徴と抑うつ症状の関連性が治療上問題となった症例:汐月治実・林 直樹

〈連  載〉

  • 精神分析の一語 第11回 陰性治療反応:松木邦裕
  • 物質使用障害治療の最前線 第2回 物質使用障害に有効な治療法は何か―心理社会的治療のエビデンス:原田隆之
  • 鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第10回 驚くべきホンモノの天才・中井久夫先生:山中康裕

〈書  評〉

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患者から学ぶ

  • 死について,あるいは自殺について:奥寺 崇

〈Review of Books Abroad〉

  • Ingrid Moeslein-Teising & Frances Thomsom-Salo(Eds): The Female Body :Inside and Outside:加茂聡子

海外文献抄録

  • 樫原 潤ほか

〈学会の印象〉

  • 第22回多文化間精神医学会学術総会:阿部 裕
  • 日本家族研究・家族療法学会第32回東京大会:村松 励
  • 第8回日本園芸療法学会:山中康裕

〈かたるしす〉

〈てらぺいあ〉

  • 心理療法に共通する治療要因:高橋依子