精神療法 第42巻第6号

特集 貧困への統合的短期型ソーシャルワーク


B5判/150頁/定価(本体2,000円+税) 2016年12月刊


 
 

[巻頭言] こころとからだの一体化調整による心理療法:成瀬悟策

特集 貧困への統合的短期型ソーシャルワーク

地域を基盤とした生活困窮者支援における個人,集団,家族支援の位置づけ:福山和女
在宅生活の支え―地域と家族を包含した精神療法:岩谷 潤・伊藤順一郎
貧困問題とソーシャルワーク―貧しさとの関わり:西原雄次郎
遠距離介護における家族支援のあり方―介護離職による生活困窮リスクを減ずるために:岩澤 純
医療観察法対象者の生活基盤確立に対する支援:野村祥平
介護は家族の責任か―第2号被保険者に焦点を当てて:宮内美季
母子生活支援施設における自立支援:寺嶋恵美
家族の貧困と児童養護施設:加藤 純
ホームレス支援における当事者中心の支援論:岡村 毅・的場由木
生活困窮者支援と生活保護:池谷秀登

[エッセイ]
  • 重症心身障害者の自立と音楽療法:燻R 仁
  • 下流老人―日本における高齢者の貧困:藤田孝典
  • 相模原事件とホームレス排除―いのちの意味が問われる時代に:奥田知志
  • ひきこもりと貧困:斎藤 環
  • 非行と貧困―永山事件に思う:生島 浩

〈資  料〉

  • 自傷行為をする親友に関わる際の心理についての質的調査:小嶋秀幹・中島貴子

〈シリーズ/ケースの見方・考え方 37−3〉

  • 事例記述の文体:妙木浩之・東 啓悟

〈連  載〉

  • 精神分析の一語 第15回 罪悪感:松木邦裕
  • 物質使用障害治療の最前線 第6回 アルコール使用障害の早期介入プログラム―HAPPY:杠 岳文
  • 鞄に硯を携えて―私の墨汁一滴 第14回 埴谷雄高・北杜夫,鶴見俊輔先生,桜庭一樹・森山成さん:山中康裕
  • 精神療法家のひとりごと 第2回 精神療法家を志す動機について:成田善弘

〈書  評〉

患者から学ぶ

  • 精神分析的精神療法と外来森田療法―自己という患者から学ぶ:豊原利樹

〈Review of Books Abroad〉

  • Donna M. Orange : Nourishing the Inner Life of Clinicians and Humanitarians : The Ethical Turn in Psychoanalysis:富樫公一

海外文献抄録

  • 原田康平,他

〈学会の印象〉

  • 第112回日本精神神経学会学術総会:新村秀人
  • 包括システムによる日本ロールシャッハ学会第22回福岡大会:小倉菜穂子

〈追  悼〉

  • 牧原 浩先生との思いで:中村伸一
  • 追悼・皆川邦直先生―「パーソナルな思い出」:満岡義敬

〈かたるしす〉

  • 人生を生き抜くことの意味を知る―山中寛著『ある臨床心理学者の自己治癒的がん体験記』
  • 理論と臨床の一致した統計学

〈てらぺいあ〉

  • 精神療法とは患者のプライバシーに向き合うこと:西園昌久