子どもの虐待とネグレクト 第12巻第1号
特集 第15回学術集会(埼玉大会)


B5判/172頁/定価(本体2,000円+税) 2010年5月刊


■巻頭言

第15 回学術集会埼玉大会を開催して:海老原夕美

特集 第15回学術集会(埼玉大会)

児童虐待防止法制定10周年記念シンポジウム

シンポジウム「虐待問題が日本の社会に鳴らした警鐘」企画にあたって:庄司順一・奥山眞紀子

基調講演

虐待問題が日本の社会に鳴らした警鐘―虐待防止法までの10年,その後の10年,そしてこれからの10年―:小林美智子
虐待防止システムの進歩と法律の役割:平湯真人
虐待防止法と母子保健援助論―虐待の気づきと支援を振り返って―:徳永雅子
児童虐待防止法前の取り組み―児童相談所の活動をとおして―:青木孝志

国際シンポジウム

国際シンポジウム「虐待とアタッチメント」:奥山眞紀子
子どもと養育者の関係性の強化―トラウマに焦点を当てたプレイセラピーの活用―:西澤 哲,楢原真也,若松亜希子,他
被虐待乳幼児の心理・社会的発達―3つの処遇・環境における比較:施設通常養育,アタッチメントプログラムを付加した施設養育,里親養育―:青木 豊
日本の児童福祉施設における被虐待児童の持つアタッチメントの問題に対する援助:森田展彰・徳山美知代

研究報告

ライフストーリーワークの視点に立った里子支援のあり方:平田修三
周産期のメンタルヘルスと虐待予防のための育児支援システム構築に関する研究(1)―地域母子保健からの検討―:上別府圭子・杉下佳文・栗原佳代子・他
周産期のメンタルヘルスと虐待予防のための育児支援システム構築に関する研究(2)―医療機関からの検討―:栗原佳代子・杉下佳文・池田真理・他

総説

新しい乳幼児揺さぶられ症候群の予防戦略―「パープルクライング期」教材による介入研究―:藤原武男

短報

家族内性虐待被害児の一時保護―被虐待の鎖から離脱する意欲を持続するために―:煖エ幸市

活動報告

市民がつくる社会的養護―「子どもの村福岡」―:坂本雅子
子ども中心の里親支援ソーシャルワーク確立を目指して:渡邊 守

■研究報告

出産後3〜4カ月の子どもの持続する泣きに起因する初産婦の情緒的動揺と関連要因の構造分析:岡本美和子・松岡 恵・時本久美子
子どものアタッチメント(愛着)とトラウマに焦点をあてた心理療法の有効性の検討―第1報:ACBL-R による治療効果の測定―:楢原真也・若林万里子・須賀美穂子・他

■資料

保育所での児童虐待防止活動に関する保育士の自己効力感尺度作成の試み:笠原正洋・加藤和生
母親による乳幼児虐待に対する予防的介入研究の文献レビュー:武者貴美子

■活動報告

東京都児童養護施設の心理療法担当職員の現状と課題:徳山美知代・若松亜希子・鈴木美代・他

ブックレビュー

内田 良著『「児童虐待」へのまなざし』:西澤 哲
金井 剛著『福祉現場で役立つ 子どもと親の精神科』:庄司順一
斎藤 学著『依存症と家族』:鈴木敦子
西澤 哲,山本知加著『日本版TSCC(子ども用トラウマ症状チェックリスト)の手引き』:太田真弓
松本伊智朗編著『子ども虐待と貧困』:平湯真人