家族療法研究 第13巻第3号

特集 “家族”と“変動する社会”
臨床における分化と統合


B5判/120頁/定価(本体2,000円+税) 1996年12月刊

■特集 “家族”と“変動する社会”−−臨床における分化と統合

基調講演・シンポジウムの開催にあたって:松田孝治
〈基調講演〉
アンビバレンスと家族関係:土居健郎
〈シンポジウム〉 少子化と家族関係:岩男寿美子
離婚調停を通して――アンビバレンスの視点から:新田 慶
社会の変容と家族間葛藤への一考察−−地方小都市の母と娘の症例から,〈近代家族〉を巡って:楢林理一郎
思春期症例を通して見た変動する家族についての一考察:安村直巳

■研究報告

発達障害児の家庭環境と家族の適応――Ecocultural Scaleによる評価の試み:阪上裕子・金永安弘・仁平一夫・櫻井芳郎・古賀宣文・鈴木とも子
治療者の「問題の構成」が治療の展開に与える影響――神経性頻尿による「紙おむつ」使用を主訴として受診した思春期症例から:大河原美似・鈴木廣子

■私と家族療法

肯定的意味づけまでの道程:広瀬恭子

■人物紹介

思春期の薬物依存に対する家族療法のスペシャリストHoward Liddle博士――その人柄と業績:鈴木浩二

■ささやかな臨床経験から

西ニツカレタ母アレバ:上ノ山真佐子

■海外文献紹介

Epston, D.著:Temper Tantrum Parties:Saving face ,losing face, or going off your face:小森康永
Real, T.著:The Therapeutic Use of Self in Constructionist/Systemic Therapy:佐藤悦子

■書評

P・バーカー著/堀 恵・石川元訳『精神療法におけるメタファー』:長谷川啓三
ゲルサー,他著/亀口憲治監訳『初歩からの家族療法』:遊佐安一郎
木戸幸聖監修『心理教育実践マニュアル』:鈴木浩二
下坂幸三編『精神科治療における家族』:三好暁光

■エッセイ

わたくしの診療:島薗安雄