家族療法研究 第14巻第3号
特集Ⅰ トラウマと家族の癒し
特集Ⅱ 境界例の家族療法


B5判/120頁/定価(本体2,000円+税) 1997年12月刊


特集Ⅰ トラウマと家族の癒し

シンポジウム「トラウマと家族の癒し」を振り返って:伊藤順一郎
アダルト・チルドレンとトラウマ:信田さよ子
非行臨床におけるトラウマと回復について:村松 励
外国人花嫁の適応をめぐって:五十嵐善雄
阪神淡路大震災の経験から:小林 和
〈指定討論〉トラウマの理解と家族によるソーシャルサポート:坂野雄二

特集Ⅱ 境界例の家族療法

シンポジウム「境界例の家族療法」の開催にあたって:中村伸一
動機と創造――境界例の家族療法について:狩野力八郎
重症境界例の外来通院治療――終結に至った症例からの考察:束原美和子
境界例の家族介入の一モデル:林 直樹
自験例を振り返って:中村伸一
〈指定討論〉トラウマ理論からみた境界性人格障害の治療:斎藤 学

研究報告

境界例の家族療法において言語的介入の果たす意義:黒田章史
日常臨床における精神分裂病患者の家族への働きかけ:近藤智恵子・長谷川憲一・小川一夫

特別寄稿

精神分析と家族療法:下坂幸三

私と家族療法

福祉援助における家族の「個別化」:福山和女

人物紹介

ポスト・モダニィズムの視点から革新的な治療論を展開し,共働的アプローチ(Collaborative Approach)なる独自の治療法を開発したHarlene Anderson博士――その業績と人柄:鈴木浩二

ささやかな臨床経験から

「即興」ということをめぐって:楢林理一郎

海外文献紹介

Harlene Anderson:Conversation, Language, and Possibilities――A post modern approach to therapy:青木義子

書評

中村伸一著『家族療法の視点』:野上芳美
宮田敬一編『解決志向ブリーフセラピーの実際』:森山敏文
崎尾英子著『子どもを支えることば:立ちすくむ家族へ』:野村直樹
S・ドナルドソン-プレスマン,他著/岡堂哲雄監訳『自己愛家族:アダルトチャイルドを生むシステム』:遠藤優子
亀口憲治著『家族の問題:こころの危機と家族のかかわり』:羽根寅明

エッセイ

家族療法の教育・訓練をめぐって:鈴木純一