臨床心理学 第12巻第3号


特集 子育て支援―乳幼児と向き合う心理臨床


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2012年5月


特集:子育て支援―乳幼児と向き合う心理臨床

子育て支援の心理臨床:鶴 光代
臨床心理士と子育て支援:青木紀久代
周産期医療における子育て支援:永田雅子
障害児の親へのメンタルヘルス支援:原 仁
出生前診断に直面する母親への心理支援:田中千穂子
乳幼児健診における心理支援―福岡県直方市における4カ月乳児への心理支援:藤吉晴美
臨床動作法を用いて子どもの育ちを援助する―小児科病棟での乳幼児心理臨床:高橋志穂子
発達障害を抱える親と児童虐待―生活と切り離された子育てを支援する:橋本和明
エッセイ
乳幼児との死別を支える:橋本洋子
発達障害ありのままの子育て―父として夫として:笹森史朗
発達障害ありのままの子育て―当事者として母として:笹森理絵
保育士と助産師の連携:廣瀬たい子
「みんな塾」―学生といっしょに子育て支援:一ノ瀬節子

投 稿

原著論文 うつによる休業者が体験した援助専門家との関わりに関する質的研究:川崎舞子

連続講座

思春期臨床と親支援(7) 「誰もいないところに行きたい―思春期のアクティングアウトと家族の再生」:黒沢幸子
夜戦としての家族支援(6) 「なしくずしの初期介入―底つき・タフラブ・援助の条件」:信田さよ子
解離への眼差し(1) 「現代と解離を映しだす色」:柴山雅俊

臨床ゼミ

今日これからのスパーヴィジョン(11) 「スーパーヴィジョンと育つこと」:小野しのぶ
認知行動療法中級レッスン─エキスパートに学ぶ11の秘訣(6) 「社交不安障害のClarkプロトコルによる認知療法―不安障害系B」:伊吹英恵・清水栄司

短期連載

Working with CBT across Cultures in Clinical Psychology with Particular Reference to Japanese Clinical Psychology (2)
「Japanese Society and Culture : Implications for Mental Health」:Susan Llewelyn and Haruhiko Shimoyama

連 載

臨床心理学キーワード(66) 「ナラティヴ/リフレクティング・プロセス/社会構成主義心理療法」:坂本真佐哉
エッセイ:リンショウゲンバ(68) 「喘息をもつ子どもへの援助」:吉田三紀
記憶に残る臨床体験(56) 「先生は分かってない」:菅野泰蔵
産業心理臨床のヒント(14) 「パナソニックの試み」:森下高治

読 む

臨床家のためのこの1冊(66) 「遠藤利彦編『読む目・読まれる目―視線理解の進化と発達心理学』」:赤津玲子
海外文献紹介(63) 「Arnold A Lazarus & Ofer Zur (Eds.) “Dual Relationships and Psychotherapy”」:杉原保史

書 評

松木邦裕著『不在論―根源的苦痛の精神分析』(評者:森 茂起)
下山晴彦・森田慎一郎・榎本眞理子編『学生相談必携GUIDEBOOK―大学と協働して学生を支援する』(評者:山中淑江)
宮西照夫著『ひきこもりと大学生―和歌山大学ひきこもり回復支援プログラムの実践』(評者:吉田三紀)

特別寄稿

「被災者支援電話相談の実際―阪神・淡路大震災の被災者支援の経験を踏まえて」:杉村省吾