臨床心理学 第12巻第4号


特集 「うつ」の現在


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2012年7月


特集:「うつ」の現在

「うつ」の現在―基本的な考え方:森岡正芳
現代の「うつ」とは何か?―「うつ」が主訴となる時代:春日武彦
気まぐれで未熟な「新型うつ」―現代うつ病の精神病理:阿部隆明
うつの治療と臨床心理士―心療内科医の立場から:中川 晶
うつへの認知行動療法の基本:東 斉彰
励ますのはなぜよくないのか―援助者のためのうつ理解:古宮 昇
長引くうつ/薬が効かないうつ―精神分析の立場から:上田勝久
企業人の「うつ」への個別面接における支援と対策:松浦慶子
子どもの「うつ」―発達障害の視点から:傳田健三
若者の「うつ」―「うつ」とその危うさ:皆藤靖子
職場の「うつ」―「うつ」の再休職予防を中心に:横山太範
「うつ病」当事者の声―「うつ」の時に私はどうしてきたか?:赤穂依鈴子
コラム
うつの「苦しさ」の実態:下園壮太

投 稿

原著論文 高機能広汎性発達障害を持つ人々の就労問題に関する質的研究:高岡佑壮

連続講座

思春期臨床と親支援(8) 「母親失格―親子の異なるニーズに合わせる」:黒沢幸子
夜戦としての家族支援(7) 「初回面接あるいは「果てなき開戦」―初期介入は「初回面接」から始まる」:信田さよ子
解離への眼差し(2) 「解離における怯えと過敏」:柴山雅俊

臨床ゼミ

今日これからのスパーヴィジョン(12) 「スーパーヴィジョンの制度とその質」:亀口憲治
認知行動療法中級レッスン─エキスパートに学ぶ11の秘訣(7) 「ケースフォーミュレーション中級レッスン―嗜癖・アクティングアウト系@」:原井宏明

短期連載

Working with CBT across Cultures in Clinical Psychology with Particular Reference to Japanese Clinical Psychology (3)
「Adapting CBT for Japanese Culture」:Susan Llewelyn and Haruhiko Shimoyama

連 載

臨床心理学の最新知見(65) 「弁証法的行動療法―その日本への移植のためのヒント」:永田利彦
臨床心理学キーワード(67) 「観察/合わせとずらし/リソース」:津川秀夫 エッセイ:リンショウゲンバ(69) 「「うつ病」―地域のなかで」:津川律子
記憶に残る臨床体験(57) 「専門職ゆえの落とし穴」:児島達美
産業心理臨床のヒント(15) 「東京都教職員互助会での教職員メンタルヘルス支援」:溝口るり子

読 む

臨床家のためのこの1冊(67) 「カール・R・ロジャーズ+デイビッド・E・ラッセル著 『カール・ロジャーズ―静かなる革命』」:野島一彦
海外文献紹介(63) 「Carl Gustav Jung “Visions : Notes of the seminar given in 1930-1934”」:河合俊雄

書 評

新保幸洋編著 『統合的心理療法の事例研究』(評者:岸本寛史)
ルネ・ストラ著 『バウムテスト研究』(評者:高良 聖)
R・D・ホッジ,D・A・アンドリュース著 『非行・犯罪少年のアセスメント』(評者:村松 励)
野村俊明,下山晴彦編著 『精神医療の最前線と心理職への期待』(評者:上別府圭子)
松本俊彦著 『薬物依存とアディクション精神医学』(評者:古賀 聡)
森谷寛之著 『コラージュ療法実践の手引き』(評者:今田雄三)
ミック・クーパー著 『エビデンスにもとづくカウンセリング効果の研究』(評者:野村晴夫)