臨床心理学 第13巻第2号


特集 対人援助職の必須知識 認知行動療法を知る


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2013年3月


特集:対人援助職の必須知識 認知行動療法を知る

1 今なぜ認知行動療法なのか

    認知行動療法を使いこなすために:熊野宏昭
    統合的アプローチと認知行動療法―生活臨床と認知行動療法:村瀬嘉代子
    認知行動療法が現代医療で果たす役割:大野 裕・堀越 勝・新明一星・藤澤大介

2 認知行動療法の源流としての方法論

    臨床心理学における認知行動療法の位置づけ:下山晴彦
    行動療法の基礎と応用:原井宏明
    認知療法の基礎と応用:伊藤絵美

3 認知行動療法の第三の波

    マインドフルネスとMBCT:越川房子
    臨床行動分析とACT―「二人称」の科学とその実際:武藤 崇
    感情調節困難と弁証法的行動療法:遊佐安一郎

4 認知行動療法から神経行動療法へ

    注意訓練とメタ認知療法:今井正司
    認知トレーニング法―発達障害のある児童に対する認知トレーニング:坂本條樹
    ニューロフィードバック:守口善也

5 様々な分野での認知行動療法適用のコツ

    医療場面への適用:市倉加奈子・鈴木伸一
    教育場面への適用:杉山雅彦
    産業場面への適用:奈良元壽

投 稿

原著論文 大学生における働くことの意味の日中比較:森田慎一郎・石津和子・高橋美保

連続講座

思春期臨床と親支援(12) 「思春期に吹く風を変える―思春期臨床と親面接の種明かし」:黒沢幸子
夜戦としての家族支援(10) 「ひそかな共謀と連帯―カウンセラーが味方になるとき」:信田さよ子
解離への眼差し(6) 「原初的空間」:柴山雅俊

臨床ゼミ

認知行動療法中級レッスン─エキスパートに学ぶ11の秘訣(11) 「不登校支援の王道を極める7つの秘訣」:小坂井秀行・神村栄一

リレー連載

臨床シンポジウム―近接領域との対話(2) 
「過重債務者問題における臨床心理士の役割」/「過重債務者問題研究会 松井正人主宰からの文章を拝読して」:松井正人/津川律子
臨床心理学・最新研究レポート(2) 「心理療法における関係性の深みの研究」:岩壁 茂
臨床現場から動きを創る(2) 「県臨床心理士会のマネジメント」:煖エ幸市
主題と変奏―臨床便り(1) 「日本マインドヘルス協会の立ち上げについて」:森岡正芳・飯田真弓

書 評

エイドリアン・ウェルズ 著 『メタ認知療法―うつと不安の新しいケースフォーミュレーション』(評者:丹野義彦)
アビー・スタイン 著 『児童虐待・解離・犯罪―暴力犯罪への精神分析的アプローチ』(評者:楢原真也)
ジョン・P・フォーサイス,ゲオルグ・H・アイファート 著 『不安・恐れ・心配から自由になる マインドフルネス・ワークブック』(評者:谷晋二)
M・ヴェーレンバーグ,S・M・プリンツ 著 『不安な脳』(評者:功刀 浩)