臨床心理学 第13巻第5号


特集 対人援助職の必須知識 スクールカウンセリングを知る


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2013年9月


特集:対人援助職の必須知識 スクールカウンセリングを知る

1 スクールカウンセリングの新たなモデルと今後の発展に向けて

    学校臨床の現状とスクールカウンセリングの新しい展開に向けて:増田健太郎
    スクールカウンセリングの新たなパラダイム:伊藤美奈子
    スクールカウンセリングのスキルアップとフォローアップ:石川悦子
    アメリカの学校の現状から―多重支援モデル:バーンズ亀山静子

2 スクールカウンセリングに必要な基礎知識

    スクールカウンセリングに必要な学校組織の基礎知識:有村久春
    学校の見立てと入り方:吉村隆之
    教員との協働と守秘義務:東 千冬
    スクールカウンセリングに役立つ精神疾患治療薬の基礎知識:黒木俊秀

3 スクールカウンセリングの基本的方法

    児童生徒への直接支援活動:植山起佐子
    児童生徒への間接的な支援活動―学校への心理教育の導入・実践に向けての支援を中心に:窪田由紀
    学内の多職種(主に教員)との協働活動:美谷島正義
    小学校から中学校へと引き継ぐためにスクールカウンセラーができること
    ―ある高機能広汎性発達障害女子生徒の“ネットワーク”に関わる:平田祐太朗
    研修・講演活動の意義と実際:黒沢幸子

4 個別の具体的展開の方法

    学校への緊急支援―スクールカウンセラーの役目:藤森和美
    特別支援教育と支援の方法:煖エあつ子
    いじめ問題への構造的介入:増田健太郎
    非行問題の介入の基本的視点:松嶋秀明

投 稿

原著論文 
児童養護施設における心理療法を受ける子どもの特徴―社会的養護施策と実践との関連を中心に:大原天青
クライエントの主観的体験から見たカウンセリング初期のプロセス―試行面接における話の深まりに注目して:高山由貴
高校生に対する抑うつ予防心理教育プログラムの効果の検討:堤 亜美

連続講座

夜戦としての家族支援(12) 「大衆文学としての私設心理相談」:信田さよ子
解離への眼差し(9) 「解離の要因をめぐって」:柴山雅俊
こころの栄養学(2) 「うつ病と食生活習慣との関連」:功刀 浩

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(3) 「嗜好と嗜癖の狭間で」:雑賀恵子

リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート(5) 「もしサイコパシーの受刑者がサンデル教授の正義論を読んだら」:杉浦義典
臨床シンポジウム―近接領域との対話(4) 「こころのリハビリテーション」/「日本理学療法士協会 半田一登会長の原稿を拝読して」:半田一登/花村温子
臨床現場から動きを創る(4) 「名古屋市の統合保育とスーパーバイザー制度」:後藤秀爾
主題と変奏―臨床便り(3) 「時を待つ」:角山富雄

書 評

煢ェ昂太 著『子ども虐待へのアウトリーチ―多機関連携による困難事例の対応』(評者:橋本和明)
岩壁 茂・福島哲夫・伊藤絵美 著『臨床心理学入門―多様なアプローチを越境する』(評者:藤岡 勲)
一般社団法人東京臨床心理士会 編『子育て電話相談の実際―聴くことからはじめよう』(評者:野島一彦)
アーネスト・R・ヒルガード 著『ヒルガード 分割された意識―〈隠れた観察者〉と新解離説』(評者:高石恭子)