臨床心理学 第14巻第3号


特集 シリーズ・発達障害の理解B 発達障害研究の最前線


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2014年5月


特集:シリーズ・発達障害の理解B 発達障害研究の最前線

座談会:社会的支援と発達障害A (承前)

    尾辻秀久・村木厚子/下山晴彦・辻井正次・村瀬嘉代子・森岡正芳

1 序論:何のための発達障害研究か

    発達障害研究の意義と役割:下山晴彦
    発達障害研究の展望と意義―臨床から研究の発展に期待する:杉山登志郎

2 発達障害研究の展望と意義

    発達障害研究の展望と意義@―生物的側面を中心に:米田英嗣・野村理朗
    発達障害研究の展望と意義A―心理的側面を中心に:別府 哲
    発達障害研究の展望と意義B―社会的側面を中心に:辻井正次

3 生物的側面を中心に

    自閉症スペクトラム障害の脳画像研究:山末英典
    チック・衝動性と発達障害研究―トゥレット症候群を中心に:金生由紀子
    社会脳研究からみた自閉症スペクトラム障害:千住 淳

4 心理的側面を中心に

    共同注意の発達と障害:実藤和佳子
    自閉症スペクトラム児の自己像認知:菊池哲平
    早期発達支援プログラムの開発研究:山本淳一・松蕪ヨ子

5 社会的側面を中心に

    養育者は子どもの障害をどう受け止めていくか―障害の認識と意味づけ:山根隆宏
    発達障害のコホート研究:土屋賢治
    自閉症スペクトラムの縦断的発達研究:神尾陽子

連載

    ペアレント・プログラム入門―発達障害や子育てが難しい時の最初のステップ第3回
     第2回セッションと第3回セッション:辻井正次
    当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいことD:岩本導子
    当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいことE:堀田あけみ

投 稿

原著論文
短縮版Suicidal Ideation Questionnaireの日本語版の作成―日本の大学生における信頼性と妥当性:佐藤 寛・佐藤美幸・三田村仰
コミュニティ介入の効果を高める組織特性の検討―臨床心理地域援助における評価研究の試みとして:安田節之
資  料
思考抑制と心配に関するネガティブな信念の相互因果的関係:飯島雄大・丹野義彦

連続講座

こころの栄養学(6) 「アルツハイマー病と栄養A」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(1) 「社会を困らせる“魅力的な”人々」:門本 泉

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(7) 「「食」のアディクション」:野間俊一

リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート(9) 「名状し難い心配のようなもの―診断横断的概念としてのネガティブな自己関連の思考」:杉浦義典
臨床シンポジウム―近接領域との対話(8) 「臨床心理学への期待」/「池口論文を読んで」:池口洋一郎/杉原紗千子
臨床現場から動きを創る(8) 「スクールカウンセリングと地域支援―ミニ講座付介護ボランティア」:今井一夫
主題と変奏―臨床便り(8) 「離島臨床の実際―石垣島での実践を通して」:楠本和歌子

書 評

本田秀夫著 『子どもから大人への発達精神医学―自閉症スペクトラム・ADHD・知的障害の基礎と実践』(評者:温泉美雪)
ポール・L・ワクテル著 『心理療法家の言葉の技術[第2版]』(評者:岩壁 茂)
鈴木伸一・神村栄一著 『レベルアップしたい実践家のための事例で学ぶ認知行動療法テクニックガイド』(評者:熊野宏昭)