臨床心理学 第14巻第6号


特集 シリーズ・発達障害の理解E 発達障害を生きる


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2014年11月


特集:シリーズ・発達障害の理解E 発達障害を生きる

教育講演

    発達障害の理解と支援の最前線A(承前):本田秀夫

1 発達障害生活支援―育ちと老いを見つめて

    それぞれの生を全うするということ―こころみ学園を訪れて:村瀬嘉代子

2 発達障害当事者の視点

    これまでの道・これからの道―人として生きる道を求めて:浅利俊輔・浅利子・村瀬嘉代子
    発達障害と交友・恋愛・結婚:高橋今日子
    発達障害当事者研究―目的と現実をつなぐ知識を求めて:綾屋紗月 発達障害当事者と日々の生活:上嶋一華

3 当事者と支援者が協働する支援の視点

    発達障害当事者研究―当事者サポーターの視点から:熊谷晋一郎
    発達障害の人たちの社会参加促進を目指すコミュニティづくり支援:本田秀夫・鮫島奈緒美
    知的に遅れのない発達障害者と就労支援:米田衆介
    発達障害者の就労自立と社会参加における現状と課題:山岡 修
    発達障害児を支える生涯発達支援システム:辻井正次
    成人発達障害当事者による居場所づくり:金子磨矢子
    罪を背負って広汎性発達障害を生きる:青島多津子

連載

    ペアレント・プログラム入門―発達障害や子育てが難しい時の最初のステップ 第6回 第6回セッション:辻井正次
    当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいことJ:氏田照子
    当事者家族として臨床心理専門職にわかっていてほしいことK
     ―安定した環境で広がる子どもの可能性と二次障害予防について:佐伯比呂美

投 稿

展望研究
嗜癖概念に関する臨床心理学的理解の現状と課題:石田哲也
資  料
広汎性発達障害児の母親のストレングスに関する認識の予備的検討―育児負担感指標および生活満足度との関連:野田香織
大学生の抑うつ・自殺念慮に関わる認知行動的要因の検討:三田村仰・佐藤美幸・佐藤 寛

連続講座

こころの栄養学(9) 「統合失調症と栄養A」:功刀 浩
非行・犯罪の心理臨床(4) 「事件と罪を見つめる」:門本 泉

臨床ゼミ

アディクション―ゆるやかな共助のためのエチュード(9) 「米国における治療的法学―ドラッグ・コートの司法モデル」:森村たまき

リレー連載

臨床心理学・最新研究レポート・シーズン2(2) 「ポジティブ感情の調整と感情の障害―感情障害はネガティブ感情の障害か?」:岩壁 茂
臨床シンポジウム―近接領域との対話(10) 「司法から臨床心理学への期待」/「「司法から臨床心理学への期待」への返信」:曽場尾雅宏/児島達美
臨床現場から動きを創る(11) 「里親支援を通して現代の子育てを考える」:片岡玲子
主題と変奏―臨床便り(11) 「国際神経精神分析学会に参加して」:岸本寛史

書 評

ジャネット・トレジャーほか著『モーズレイ摂食障害支援マニュアル―当事者と家族をささえるコラボレーション・ケア』(評者:菊地裕絵)
アントン・オブホルツァーほか編『組織のストレスとコンサルテーション―対人援助サービスと職場の無意識』(評者:宮城まり子)
エダ・ゴールドシュタイン著『統合的短期型ソーシャルワーク―ISTTの理論と実践』(評者:高畠克子)
マシュー・J・フリードマンほか編『PTSDハンドブック―科学と実践』(評者:市井雅哉)