臨床心理学 第17巻第1号


特集 「こんなときどうする?」にこたえる20 のヒント―心理職の仕事術


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2017年1月


 
 

特集:「こんなときどうする?」にこたえる20 のヒント―心理職の仕事術

1 総論:「心理職の仕事」を考える

  • 「本当に必要とされる心理職」の条件:村瀬嘉代子・熊谷晋一郎

2 「こんなときどうする?」にこたえる8のヒント[基礎篇]

  • ふさわしい装い・佇まい・言葉遣いはどのようなものか?―臨床以前の臨床:角山富雄
  • クライエントのお財布事情と心理療法の間―経済的・経営的な視点:妙木浩之
  • 電話・メール応対が難しいクライエントにどう対応するのか?―面接以前の面接:末木 新・伊藤次郎
  • 人とどのように会うのか?―初回面接・治療関係:古宮 昇
  • クライエントの話から何をどう読み取るのか?―アセスメントの基本:橋本忠行
  • 心理検査を実施すべきか否かをどう判断するのか?―コミュニケーション・ツールとしての心理検査:三田村仰
  • よい支援計画をどう練り上げるか?―リソース視点に立脚したケースマネジメントの手法:出普@躍
  • 「秘密保持」と「手続の透明性」を巡って―守秘義務:秀嶋ゆかり

3 「こんなときどうする?」にこたえる12のヒント[応用篇]

  • 治療動機に乏しいクライエントにはどうするべきか?:原井宏明
  • 暴力的なクライエントにどう接するべきか?―リスクアセスメントの活用:菊池亜希子
  • 自殺をほのめかすクライエントにどう対処するのか?―自殺予防:勝又陽太郎
  • 生きる目的を失ったクライエントにどう対処するか?―実存的問いと体験を語ること:内田利広
  • ターミナル期のクライエントにどう接すればいいのか?―ターミナルケア:服巻 豊
  • 貧困の問題を抱えるクライエントに何ができるか?:石川雅子
  • 虐待を受けた母子との面接をどう運営すべきか―虐待臨床:岩佐和代・岩佐嘉彦
  • 本人不在のカウンセリングをどう切り抜けるか?―ひきこもりケースにおける認知行動療法的家族支援の観点から:野中俊介・嶋田洋徳
  • 面接室の外に出るときに留意すべきことは何か?―アウトリーチ:山本 彩
  • 協働・連携をしながらクライエントに対応するには?―協働・連携:東 斉彰
  • クライエントにとって望ましい面接の終え方とは何か?―面接終結:金沢吉展
  • カウンセラーのセルフケアと自己点検をどう進めるか?―セルフケア:福島哲夫

投 稿

  • 展望研究
  • 大学生のうつ病の早期発見と早期対応における友人の活用可能性の展望―うつ病への認知と初期対応に関する研究の概観を通して:河合輝久

連続講座

  • 当事者研究への招待(10) 「Recovery is Discovery―リカバリーの再定 義」:熊谷晋一郎
  • たのしいからだ―地上環境の身体論(5) 「からだの技能とそのありか」:野中哲士

リレー連載

  • 臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(5) 「レジリエンシー―常識を覆すということ」:燒嘉之
  • 主題と変奏―臨床便り(24) 「作る 食べる 生きる」:松浦幸子

書 評

  • 増田健太郎 編著『学校の先生・SCにも知ってほしい 不登校の子どもに何が必要か』(評者:本間友巳)
  • アトゥール・ガワンデ 著『死すべき定め―死にゆく人に何ができるか』(評者:小林 茂)
  • 伊藤絵美 著『ケアする人も楽になるマインドフルネス&スキーマ療法 BOOK1+BOOK2』(評者:石垣琢麿)
  • 英国心理学会・臨床心理学部門 監修『精神病と統合失調症の新しい理解―地域ケアとリカバリーを支える心理学』(評者:東畑開人)
  • ロナルド・T・ポッターエフロンほか 著『アンガーマネジメント 11の方法―怒りを上手に解消しよう』(評者:門本 泉)
  • スーザン・H・マクダニエルほか 著『メディカルファミリーセラピー―患者・家族・医療チームをつなぐ統合的ケア』(評者:後藤清恵)