臨床心理学 第18巻第5号


特集 加害と被害の関係性


B5判/160頁/定価(本体1,600円+税) 2018年9月


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特集:加害と被害の関係性

1 総論

  • 包括的視点から読み解く臨床―被害と加害の循環という視点:橋本和明
  • 加害のなかの回復―暗転した世界に兆す一縷の光を求めて:村瀬嘉代子・橋本和明
  • 関係性問題を評価する―DSM-5とICD-11における位置付け:黒木俊秀

2 臨床編

  • 1−親密関係における加害/被害
  • 加害・被害の原点はDVにあり:信田さよ子
  • 罰せられるべきはだれか―性虐待と犯罪・非行:門本 泉
  • 子ども虐待から親に対する家庭内暴力へ:煢ェ昂太
  • 子ども虐待における加害と被害の世代間連鎖と世代内連鎖:西澤 哲
  • 「機能不全家族」の在宅介護問題―高齢者虐待:加藤伸司
  • 2−閉塞状況における加害/被害
  • 加害−被害−傍観のトライアングル―いじめを見抜いて解決/解消する:松嶋秀明
  • 閉鎖状況における困難―児童養護施設で起こる暴力:内海新祐
  • 妄想=暴走する男たち―ハラスメントの要の位置にある男性性ジェンダー:中村 正
  • 3−社会に放たれる「傷つき/被害感情」
  • 被害感情の表出としての自殺―座間遺棄事件:春日武彦
  • 対人援助者のこころの健康と相模原事件―被害者から加害者へ:井原 裕
  • 傷つけられた自己愛―ヘイトスピーチ:香山リカ
  • 傷ついた「モンスター」―クレーマーではないかもしれない:小野田正利
  • 対話を超えた和解―ルワンダ・ジェノサイド生存者・加害者の新たなる関係構築に寄り添って:南 昌廣

投 稿

  • 原著論文
  • 認知行動療法に対するモチベーションを測定する尺度の開発―The Nijmegen Motivation List 2日本語版の作成:河村麻果・入江智也・横光健吾・土井理美
  • 理論・研究法論文
  • 加速化体験力動療法の理論と介入がもたらす変容―治療関係における感謝に注目して:山内志保
  • 資料
  • 大学生のスピーチ不安に伴う不安のコントロール感の継時的変化の検討:荒井穂菜美・青木俊太郎・石川信一・坂野雄二

リレー連載

  • 臨床心理学・最新研究レポート・シーズン3(13) 「精神科治療は精神疾患を減らすことができるのか?」:西 大輔
  • 主題と変奏―臨床便り(33) 「沖縄戦の語りとその後」:吉川麻衣子

書 評