安永 浩著

ファントム空間論 POD版
分裂病の論理学的精神病理

A5判 362頁 定価(本体8,000円+税) 2014年9月刊


ISBN978-4-7724-9017-7

「……安永は今後何度も再発見されるであろう……」(中井久夫) 著者(1929-2011)は,元東京大学医学部助教授。笠原嘉,中井久夫,木村敏,宮本忠雄らと共に日本の精神病理学第2世代を代表する人物である。本書はその主著であり,統合失調症に関する独創的なファントム空間論が壮大に展開される。近年入手が困難であったが,この度リクエストに応えて待望の復刊となった。

おもな目次

第一章 分裂病の基本障害について
第二章 分裂病の「心因論」
第三章 分裂病症状機構に関する一仮説(その一)
第四章 分裂病症状機構に関する一仮説(その二)
第五章 分裂病症状機構に関する一仮説(その三)
第六章 『仮説体系』と神経心理学
第七章 ファントム空間の基礎論への追補
第八章 狭義空間のファントム論への追補
第九章 時間性のファントム論への追補
【付】 境界例の背景