安永 浩著

ファントム空間論の発展 POD版

A5判 326頁 定価(本体8,000円+税) 2018年7月刊



ISBN978-4-7724-9040-5

 分裂病(統合失調症)の諸症状,患者の病的体験の理解を深めるための真に独創的な理論体系「ファントム空間仮説」の全貌を収録。精神の宇宙的枠組みから,人間の体験一般の構造にまで言及し,日常実践へ応用可能な臨床的手法を編み出した『ファントム空間論』の続編。

おもな目次

分裂病者にとっての主体他者
分裂病症状の辺縁領域1−意識障害総論と神秘体験
分裂病症状の辺縁領域2−強迫型意識と感情型意識
分裂病症状の辺縁領域3−非現実感の諸意識とパラノイア型意識
分裂病と自我図式偏位−擬遊戯(演技)性、擬憑依、幻聴
分裂病の「記憶・想起」と「奇妙な思考」の問題点
精神医学にとっての言語あるいは言語学1−ことばと分裂病のための基礎論
精神医学にとっての言語あるいは言語学2−無意識・ラカン・分裂病
【付】ファントム空間論をめぐって